あなたのルアーボックスのルアーはサビていませんか?
釣りに行った後、ルアーをきちんと水洗いしないと、フックやラインアイなどの金属の部分がサビてしまいます。
ですが、水洗いって面倒くさいですよね。
釣りに行った後、うっかり洗い忘れてしまったり、面倒くさくて後回しにして忘れてそのままにしてしまった経験はありませんか?
そんな方には、水洗いがかんたんにできるメイホウの「リバーシブル」シリーズがおすすめです。
この記事では、メイホウの「リバーシブル」について、筆者が実際に使ってみた感想、メリット・デメリットのほかに、どんな方におすすめなのかなどを紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいってみてください。
【リバーシブルシリーズ】ってどんなボックス?
リバーシブルシリーズとは、メイホウから発売されているルアー・エギ専用のウラオモテ両面収納ボックスです。
特徴として、三角形を組み合わせた対面トライアングル構造でスペースに無駄なくができることと、水抜きダクトが付いていることです。
対面トライアングル構造は、三角形同士を交互に組み合わせて収納スペースが作られており、ルアーを1つずつ小分けにして収納することができ、ルアー同士のフックによる絡まりを防いでくれます。
水抜きダクトは、収納スペース1つひとつに付いていて、ボックス内に水が溜まりにくくしてくれます。
他にもルアーを水洗いする際に、ボックスに直接水をかけてルアーを洗うこともできます。
かけた水は水抜きダクトから外へ排出されるので、洗い終わったらそのままフタを開けて干しておくだけでOKです。
ルアーの収納面とメンテナンス面の両方を兼ね備えた、アングラーのかゆいところに手が届くボックスとなっています。
型番 | 内寸(縦×横×深さ) | 収納スペース数 |
---|---|---|
リバーシブル85 | 80×183×25 | 14 |
リバーシブルF-86 | 86×135×18 | 12 |
リバーシブルD-86 | 86×135×28 | 12 |
リバーシブルL-86 | 86×170×31 | 12 |
リバーシブル100 | 100×193×30 | 14 |
リバーシブル120 | 120×193×30 | 12 |
リバーシブル140 | 140×180×35 | 10 |
リバーシブル145 | 145×198×37 | 10 |
リバーシブル160 | 165×181×39 | 10 |
リバーシブル165 | 165×266×44 | 14 |
リバーシブル165N | 165×250×45 | 14 |
リバーシブル180V | 180×140×45 | 8 |
リバーシブル250V | 165×250×55 | 8 |
(メイホウ公式サイトより) |
使ってみてわかったメリット・デメリット
筆者はリバーシブル120と140を使用しています。
リバーシブル120と140を使ってみてわかったメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリット
- 水洗いがしやすい
- 取り出しやすい
- ルアーにキズが付きにくい
- ボックスが薄い
水洗いがしやすい
「リバーシブル」の最大のメリットは、水抜きダクトが付いていてボックスごと丸洗いができるので、使用後のルアーの水洗いがしやすいことです。
使用したルアーは水洗いをせずに放っておくと、フックやスプリットリング、フックアイやラインアイなどの鉄の部分がサビてしまいます。
特に、フックがサビてしまうと魚にフックが貫通しなくなり、せっかくアタリが来ても魚を掛けることが出来ず、悔しい思いをすることになります。
フックの交換も頻繁にする羽目になり、ランニングコストも上がってしまいもったいないです。
そのため、ルアー釣りをした後に必ず水洗いをしなくてはならないのですが、その作業をかんたんに行うことができるのはありがたいと感じました。
水抜きダクトが付いているのでボックスの中に直接水をかけても、ダクトから出ていってくれるので、ルアーを1つ1つ取り出して洗う必要がありません。
水を入れたバケツにルアーを入れたままボックスを入れて、バケツの中で振るだけでも洗うことができるので、かんたんに水洗いをすることができ便利です。
取り出しやすい
続いてのメリットは、ルアーが1つ1つが分けて収納されているので取り出しやすいことです。
通常のボックスでは、1つの仕切り内に複数のルアーをまとめて入れているので、いざ使おうとしたルアーを取り出すときに他のルアーのフックと絡まり合って取り出しにくいことがあります。
ルアーを頻繁に変えてフィールドの状況を確認するときにも、毎回ルアーが絡まっていたら効率が悪くストレスが溜まります。
1つ1つ分けて収納しているのでフック同士が絡まることがなく、スムーズにルアー交換ができてストレスも溜まりません。
ルアーにキズが付きにくい
1つ1つ分けて収納していることによるメリットがもう一つがあります。
それは、ルアー同士がぶつかることが無くなり、ルアーにキズが付きにくくなることです。
お気に入りのルアーやレアもののルアーは、大切に長く使いたいですよね。
一度も使っていないのにボックスに入れているだけで、キズだらけになってしまったなんてことは珍しくありません。
1つ1つ分けて収納することで、キズが入りにくくなるので、ルアーを大切に使いたい方には、大きなメリットだと感じました。
ボックスが薄い
対面トライアングル構造により無駄のない作りになっているので、他社のボックスに比べ薄く作られていて、携行性に優れています。
薄さを活かして、フィッシングベストのポケットやフィッシングバッグに入れて持ち運ぶのにもってこいです。
他にも、同じメイホウから発売されている大型のボックスとの相性も良く、大型ボックスの中にまとめて収納することもできます。
デメリット
- 容量が少ない
- ルアーの大きさに注意
- ひっくり返すのが面倒
- 太身のルアーが入らない
容量が少ない
「リバーシブル」シリーズは、一般的なまとめて収納するボックスに比べると容量が少ないです。
ボックスで大きさにもよりますが、一番多く入るモデルでも最大14個(片面7個、ウラオモテ合わせて14個)のルアーしか入れることができません。
普段から多くのルアーを持って行っている方には少なく感じるかもしれません。
たくさん持って行けない代わりに持って行くルアーを厳選する必要があります。
釣行前のルアーの選択が重要になるので、釣りと真剣に向き合うことができます。
ルアーの大きさに注意
ボックスに入れられる大きさとルアーの実寸をきちんと把握しておく必要があります。
仕切り板が移動できるタイプのボックスは、ルアーの大きさに合わせて仕切り板を動かせば収納スペースを確保できますが、
「リバーシブル」シリーズは収納サイズ以上の大きさのルアーを収納することはできないので、ルアーを購入する前にルアーの実寸について調べておく必要があります。
ひっくり返すのが面倒
ウラオモテ両面収納なので、ルアーを交換する際にボックスをひっくり返す必要があります。
反対側のルアーに交換するたびに、ボックスをひっくり返すことになるので、少しわずらわしさを感じるかもしれません。
慌ててしまうなどして、フタの締めが甘くなると、ひっくり返したときに中身が出てくる可能性があります。
ルアーを交換する際には、きちんとフタを閉めたか確認する必要が出てくるでしょう。
太身のルアーが収納できない
ビッグベイトのような、太身で体高のあるルアーはボックスの構造上、収納することが難しいものもあります。
注意してほしいのは、一部の太身のトップウォータープラグはしまえない可能性があるということです。
太身で丸みのあるシルエットのルアーは、トライアングル構造と相性が悪いので、収納できるものとできないものが出てきてしまいます。
ビッグベイトや太身のルアーの収納を考えているのであれば、別で専用のボックスを用意しておくと良いかもしれません。
まとめ:リバーシブルシリーズはこんな方におすすめ
リバーシブルシリーズについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
リバーシブルシリーズこんな方におすすめです。
- ルアーを大切にしたい方
- 海での使用がメインの方
- ルアーの取り出しづらさを感じている方
- ズボラな方
ルアーをボックスの中に入れたまま水洗いできたり、使用後のルアーの水滴が水抜きダクトから排出されたりと、ルアーの敵であるサビを防ぎやすくしてくれています。
それにより、ルアーを長く大切に使たい方、海での使用をメインにしている方におすすめです。
ルアーの取り出しやすさも優れており、ボックスを開いてすぐに取り出すことができます。
ルアー交換時のフックの絡まりなどのロスが少なくなり、ストレスが大幅に軽減され、釣りを最大限楽しむことができます。
ルアーの取り出しづらさを感じているの方には、ぜひリバーシブルシリーズを試してみて欲しいです。
最後に、釣行後にルアーを洗うのが面倒というズボラな方(筆者のこと)には特におすすめです。
繰り返しになりますが、とにかく水洗いがしやすく手間がかかりません。
ズボラな方のために作られたボックスといっても過言ではないと筆者は感じております。
もし、あなたのまわりにズボラな方がいましたら、ぜひ、すすめてみてください。
それでは、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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