ワークマンから発売された人気の長靴「防水フェストブーツ」。
履き心地など使用感が良くとてもおすすめできる長靴です。
この記事では、実際に「防水フェストブーツ」を釣りに使ってみてわかったことをレビューとして紹介していきます。
釣り用の長靴をお探しでしたら、ぜひ読んでみて参考にしてみてください。
防水フェストブーツのスペックについて
はじめに「防水フェストブーツ」のスペックついて紹介してきます。
サイズ
防水フェストブーツのサイズは次の通りです。
- S 23.5~24.0
- M 24.5~25.0
- L 25.5~26.0
- LL 26.5~27.0
- 3L 27.5~28.0
上記の5種類から選ぶことができます。
色
色については以下の2種類から選ぶことができます。
- スミクロ(下部写真右)
- フォレストグリーン(下部写真左)
長さ
防水フェストブーツは、靴底から履き口の長さが40㎝と、深めの水たまりや波打ち際なら安心して入ることができます。
価格
価格は、サイズに関係なく3,500円(税込み)になります。
同じ素材のものをよりも多少安くなっています。
重さ
ゴム素材のものが多く、重くなりがちなイメージの長靴ですが、「防水フェストブーツ」は持っただけでわかるほど軽いです。
筆者が購入した3Lサイズの重さを実際に量ってみると、片足416g程度でした。
一足分で約832g程度になっています。
個体差はある可能性もありますが、おおよそ同じくらいの重さになると思われます。
良かった点
実際に使ってみて感じた良かった点について紹介していきます。
しっかり防水してくれる
布のような質感ですが、しっかりと水の侵入を防いでくれます。
布のような見た目の印象から少しずつ浸み込むんでくるのではないかと不安でしたが、
実際に海岸で水の中に入ってみましたが、全く浸み込んでくることはありませんでした。
さらに、履き口を絞って縛ることができるので、雨が降って靴の中に入ってくるのを防ぐこともできます。
素材が柔らかく歩きやすい
素材が柔らかく非常に歩きやすいです。
以前使っていた通常のゴム製に長靴は、素材が硬く、足首周りの動きが悪くなるので、歩きにくいことがありました。
しかし、こちらのワークマンの防水フェストブーツは、素材が柔らかく長靴を履いているとは思えないほどの歩きやすいです。
長靴を履いているという感覚よりも、スニーカーで歩いている感覚に近いくらい歩きやすくなっています。
クルクル丸めてコンパクトに収納できる
素材が柔らかいので、クルクル丸めることができます。
丸めた長靴を付属の袋に入れてしまえるので、コンパクトに収納でき便利です。
コンパクトで持ち運びがしやすく、旅行先などの出先などで突然、雨が降ってきたときの保険として持って行きやすいです。
軽量で疲れにくい
測りに乗せて片足の重さを測ったところ416gとかなり軽量であることがわかりました。
とにかく軽く歩きやすいし、持ち運びもしやすいことに加えて、付属の袋に入れてカバンの中に忍ばせておくのにおすすめです。
靴底から履き口までが40㎝と長くて安心
靴底からの履き口までの長さが40㎝と、一般的な長めの長靴と同等の長さになっています。
どうしても水の中に入らないと移動できない場所や通常の靴では渡れない水場であっても、水の中に入り安心して渡ることができます。
履き口を折り返して長さが調整できる
素材が柔らかいので、履き口を折り返して長さを調整することができます。
長さを調整することで、長靴内部のムレを軽減することができ、不快感を和らげてくれます。
水辺では、折り返さず長靴として使い、林の中を歩くときには折り返して防水のシューズとして使い分けることができます。
裏面には、柄が入っており、見た目もおしゃれな作りになっています。
悪かった点
続いて、悪かった点について紹介していきます。
岩場やコケが生えた場所では靴底が滑りやすく
実際に釣りで使用した際に起こった体験として、コケの生えている岩の上に乗ったときに滑って転びそうになり、靴底のグリップ力が低いように感じました。
コケの生えた岩の上など滑りやすい場所では、グリップが効かず滑る可能性が高いので使用するときには注意が必要になります。
履いたり脱いだりしづらい
素材が柔らかい関係上、通常の長靴のように立てて置いておくことができず、ゴム製の長靴に比べて、履きづらく脱ぎづらい印象です。
こまめに、長靴を履いたり脱いだりすることがなければ、あまり気にならないかもしれません。
「防水フェストブーツ」はこんな人におすすめ
結局、「防水フェストブーツ」は、どんな人におすすめできるのかを考えてみました。
- 雨の日の釣りに使いたい方
- 基本的に水の中に入らない方
- 防波堤での使用を考えている方
このような使用を考えている方にはおすすめです。
靴底が滑りやすいデメリットを避けて使うことができる場所では、活躍してくれることでしょう。
おすすめできない人
次のような使用を考えている方には、おすすめできません。
- 岩場や滑りやすい場所での釣りをメインにしている方
- 長靴を頻繁に履いたり脱いだりする方
以上の2つがおすすめできないポイントです。
1つ目は先述した通り、岩場では滑りやすいので使用は避けるべきでしょう。
反対に、コンクリートやアスファルトでは滑ることはないので、足場がしっかりと舗装されている釣り場や砂浜では活躍してくれます。
どうしても滑りやすい場所での使用をしたいのであれば、靴の裏面にスパイクを後付けできるアイテムもあるので、そちら装着することで岩場でも滑ることなく歩くことができるようになります。
2つ目は、長靴を頻繁に履いたり脱いだりする方です。
通常の長靴であれば、脱いでおいていても立ったまま、履き口も開いた状態になっているので、履いたり脱いだりがしやすいのですが、
「防水フェストブーツ」は、柔らかい素材であるため、脱いでしまうとクタっと布のように倒れてしまうので、履いたり脱いだりするのが面倒に感じました。
長靴を履いたり脱いだりすることが多い方は、面倒で使いずらく感じるかもしれません。
以上がおすすめできない理由になります。
結論
いかがだったでしょうか?
ワークマンから発売された長靴「防水フェストブーツ」を紹介してきました。
筆者の結論として、軽くて歩きやすく疲れにくいので、ランガンや釣り場まで距離がある場所など、長い距離を歩く釣り人にはおすすめの長靴だと思います。
使ってみて良かった点は、
- しっかり防水してくれる
- 素材が柔らかく歩きやすい
- クルクル丸めてコンパクトに収納できる
- 軽量で疲れにくい
- 靴底から履き口まで40㎝と長くて安心
- 履き口を折り返して調整できる
悪い点として、
- 岩場や滑りやすい場所での釣りをメインにしている方
- 長靴を頻繁に履いたり脱いだりする方
2つを挙げました。
最後に、
実際に使ってみた感想として、デメリットもあるものの、軽くて履きやすく疲れにくく釣りにも問題なく使用できるなと感じました。
釣り用の長靴を探している方、ワークマンの「防水フェストブーツ」を検討してみてはいかがでしょうか?
コメント